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介護室室長の挑戦
介護室室長の挑戦

ノムラ薬局は、昭和51(1976)年、日野市多摩平で創業しました。薬学部を卒業し、薬剤師として大手薬局チェーンに就職した3年後のことで、従業員は私と妻の二人だけ。当時は、まだ26歳でした。

若いなりに苦労もありましたが、地域の皆様に支えられて業績は順調に伸び、創業4年目にして、最初の支店も構えることができました。何より、お客様の相談相手となり、薬をお渡しすることで、「ありがとう」と言っていただくのは、薬剤師冥利に尽きます。薬のプロとして医療現場を支え、お客様に喜んでいただく――それが、創業以来、私たちが大切にしてきたこだわりです。

じつは、平成2(1990)年に、ドラッグストア形式の支店を出店したこともあります。ちょうど日本のドラッグストア黎明期といえる時代でしたが、本場アメリカへドラッグストア視察に行き、「日本の薬局も、これからはこうなる!」と夢を抱いたのです。出だしは順調でしたが、数ヵ月後、隣の駅に大手チェーンが、数倍の規模の店舗を出しました。体力勝負では、相手になりません。たちまちお客様は大手チェーンへ移ってしまいました。

資本力では勝ち目のない私たちが、生き残るにはどうすればよいか――その答は、薬剤師としてのこだわりを貫くしかありませんでした。まさに原点回帰、第二の創業と言ってもよいと思います。折しも、医薬分業の大きな波が押し寄せていたこの時代、薬剤師としてその専門性に磨きをかけ、調剤薬局として質の高い医療サービスを提供していったのです。おかげさまをもって、ノムラ薬局は、日野・八王子地区で最多の店舗数を展開。地域社会に貢献を続けてまいりました。

私たちの考える、お客様に喜んでいただく質の高い医療サービスとは、一人ひとりのお客様、そして医師・病院とのつながりを大切にすることです。接客マナー、親身になって薬効のわかりやすい説明等、薬の番人、といったことはもちろん、患者様のお宅を伺っての在宅医療サービスも行っており、また、お客様から「あの店のあの人」と指名していただけることが私たち全員の大きな喜びとなっています。一人ひとりの顔が見える地域密着が、ノムラ薬局のこだわりなのです。
そのこだわりをさらに発展させるため、2012年2月より全店舗で電子薬歴を導入しました。ノムラ薬局にかかった患者様は、ノムラ薬局のどの店舗でかかっても薬の薬歴が分かるようになり、薬の相互作用、副作用のチェックができるシステムです。

こうしたこだわりの実現は、最終的には、働く「人」にかかっています。私と志を一にする「人=スタッフ」の、日々、研鑽を惜しまない姿に感謝せずにいられません。新薬が毎年、次々と発売される業界において、医薬品知識のアップデートは常に必要ですが、私達は、「よく勉強するプロ集団」であり、医薬品のみならず、コーチング、メンタル・マネジメント、接客マナーなど、サービス向上の勉強にも真剣に取り組んでいます。

私たちは、これからも、地域の人々に最も信頼される薬局・薬剤師となることを目指してさらに邁進してまいります。


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